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ニューリリース:ラフロイグ オフィシャル“BRODIR”バッチナンバー001

よく効いたフィニッシュに負けないラフロイグでした。

 LAPHROAIG OB BRODIA Batch Number 001

ラフロイグ LAPHROAIG OB BRODIR Batch Number 001 48%
PORT WOOD FINISH

香りはプルーン、オレンジリキュール、チョコレート、ミント、ヨードのあるピート、魚介ダシ、重厚でリッチ、飲むと滑らかな口当たりから広がる、粘性あり、プルーンやジャムの強い甘味、土の付いた根菜、魚介ダシの旨味、炭っぽいスモークとヨードのある余韻。

【Good/Very Good】

ヨーロッパの免税向けにボトリングされた,ラフロイグのオフィシャル『BRODIR』です。
以前に北欧向けにボトリングされたBRODIRもあり,今回のものもボトリングコンセプトは前回同様に北欧との友好関係を記念してということのようです。
ポートウッドフィニッシュで,バッチナンバー001とされていますので,これから継続してボトリングされるようですね。
残念ながら正規では日本には入ってこないようですが,並行でいくらか入ってきてるようですね。

ポートカスクでのフィニッシュが結構効いているようで,香りの最初からプルーンなどの濃厚なフルーツ感やチョコレートのニュアンスが感じられ,もちろんオフィシャルのラフロイグらしいヨードの強いピートもしっかり負けずに主張してきました。結構重厚な香りです。

飲んでも粘性を感じ,香り同様にポート由来と思われる濃厚なフルーツや濃い甘味が感じられました。なお,ヨードだけでなく,飲むと近年ラフロイグっぽい炭っぽさも結構強めでした。

ポートとピートでもマスクしきれないフェインツっぽい根菜感も若干ながら感じられましたが,全体としてはポートの効いた濃厚なフルーツ感とラフロイグらしいピートがしっかり共存するとても美味しいボトルでした。

現時点でも結構好みのラフロイグなのですが,時間が経ってさらに一体感が増して美味しくなりそうな予感もありました。
 

#ラフロイグ (LAPHROAIG)

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