ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2014.03.16【日記】

自宅テイスティング:アードモア 18年 ジェームスマッカーサー スコッチウイスキー生誕500周年記念ボトル

思い出深いタール系モルトです。

 

アードモア ARDMORE 18yo JAMES MACARTHUR'S In Celebration 500 Years of Scotch Whisky 1494-1994 51.4%


・香り:
蜂蜜レモン、しっとりした良い麦感、少し古い井草のような植物感とタールっぽさのあるしっとりしたピート、バニラ、少しオイルとナッツ。

・味わい:
やや刺激もあるが粘性のある口当たり、濃いシロップの甘味にはコクもあり、意外にブリニー、麦感あり、タバコのタールや燻した草のニュアンスを感じるスモーキーさのあるピートがしっかり、ボディあり、少し胡椒を感じるスパイシー。
ミディアム~フルボディ。

・余韻:
コクのある甘味とタールのピートが長く残る。

・加水:
少量の加水では崩れないが、多めに加水するとピートが薄まり植物感が強くなる。そのままが美味しい。

・総評:
強い熟成感や複雑さはそれほどないが、無骨で力強い味わいとコクのある甘味、そして自分が昔の東ハイランドらしいと思っている、タールと燻した草のようなニュアンスのあるしっとりしたピートが特徴的なボトル。

【Very Good,Interesting】


ジェームスマッカーサーのウイスキー生誕500周年記念ボトリングのひとつ、アードモア18年。
文献上、初めてアクアヴィテ(ウイスキー)の名前がでてきたのが1494年で、そこから500年経った1994年にボトリングされたものです。
今年は510周年ということですね。(笑)

さてこのボトル、自分にとって特別なボトルのひとつで、この独特のピート感を認識できるようになったボトルです。
その後、同じ頃のヴィンテージのノースポートや一部のドロナックにも感じることがあり、今は当時の東ハイランドに共通して感じることがあるピート感として認識しています。
このボトルに出会う前にも同じようなピート感のあるボトルには何度も出会っているのですが、記録を見ると単にピートとしか感じていませんでした。
初めて有楽町で飲んだ時には独特の個性に感激して何度も飲んだことを覚えています。
典型的なものに出会って認識できるようになると、その後はそれほど強くなくとも同様のニュアンスがあれば拾うことができるようになるという良い実体験になりました。

今回改めて飲んでもその個性は健在で、非常に思い出深く興味深いボトルです。

 
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