ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2015.09.24【日記】

自宅テイスティング:ラフロイグ 1993 21年 フレンズオブラフロイグ 21周年記念

じっくり飲んでも素晴らしい仕上がりです。

ラフロイグ LAPHROAIG 1993 21yo OB for FRIENDS OF LAPHROAIG 21 Years of Friendship 

ラフロイグ LAPHROAIG 1993 21yo OB for FRIENDS OF LAPHROAIG 21 Years of Friendship 48.4%



・香り:
非常に華やかでフルーティ,グレープフルーツのわた,グァバ,淡くパッションフルーツやパイナップル,バニラクリームとリッチなオーク,ナッツ,旨そうな麦,湿布,土っぽさ,海藻のミネラル感,スモークとヨードもある強いピート感。


・味わい:
穏やかな口当たりだが芳醇に広がる,グレープフルーツ,グァバ,パッションフルーツ,バニラクリーム,多彩でジューシーなフルーティが旨味のある麦感と共にしっかり舌に乗ってくる,ほど良く熟した柑橘の酸味,海藻のミネラル感と強い塩気,リッチなオークとナッツがしっかり,スモーク優位だがヨードもしっかり感じられるピート感,ボディあり,口内にまとわりつくようなオイリーさがありそれがフルーティさを伴って長く残る。


・加水:
よりフルーティさや華やかさ,そして酸味が際立つ。加水しても美味。


・総評:
グレープフルーツにナチュラルなトロピカル感を含んだフルーティが素晴らしいが,麦の旨味やピートもしっかりと感じられ,良いバーボンカスクのリッチなオーク感も効いていた。
バーボンカスクの現行ラフロイグとしてほぼ文句をつけるところの無い素晴しい仕上がりだと思う。


【Very Good】


ラフロイグのバイセンテナリーボトリングとしてリリースされるものは,15年,21年,32年という噂でしたが,この2本目の21年はバイセン向けというよりもフレンズオブラフロイグ向けのハーフボトルでした。
リリース直後にBarで飲んで,価格に関する私見も含めて一度記事にもしています


自宅でもさっそく開栓してじっくりいただきました。
といっても美味しいうえにハーフボトルだったので1本目はすぐに無くなってしまい,結局2本目に突入してしまいました。(笑)


上記のとおり華やかで多彩でナチュラルなトロピカル感もあるフルーティ,旨味のある良い麦感,良質なバーボンカスクのニュアンス,そしてラフロイグらしい強いピート,これらがどれもハイレベルで主張してくる素晴らしいボトルで,さすがこのタイミングで出してきたなと唸らされる仕上がりです。

ヨードを含んだ強いピートの影響を感じますがフルーティさの方が前面に出ており,やはりBarで飲んだ時の印象通りバイセン15年をより厚く深くリッチにしたボトルという印象でした。

バイセン15年とは今回自宅で同時に注いで飲み比べもしてみましたが,大きな違いはボディとオイリーさで,度数の違いとリッチなオーク感に起因するものだと感じました。
また,Barで飲んだ時よりもヨードはしっかりめに感じ,ボトラー寄りな印象が王道系に修正されました。


今回飲んでも限りなくVG/Eに近いVGという判定で,素晴しいラフロイグでした。
※ここまでくると単に好みの問題ではあるのですが,良いシェリー感もあったドイツ向けの1991がVG/E評価で,近年リリースの傑作と言える仕上がりで,これと比べるとどうしてもギリギリVGになってしまいます。

 

 

 

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