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ストラスアイラ 35年 GM 80年代流通

くらくらするような陶酔感にすっかりやられてしまいました。

 STRATHISLA 35yo GM 80''S

ストラスアイラ STRATHISLA 35yo GM 40%
80年代流通

香りはのっけから陶酔感、非常に良いオールド感、熟したオレンジやアプリコット、古いブランデーのブドウ感、アンティーク家具のウッディネス、かすかなヒノキ、オールドピート、妖艶でうっとりする、飲むと滑らかな口当たりから度数のイメージより芳醇に広がる、アプリコットジャムや蜂蜜の甘味、淡くヒノキを伴う古いウッディネスとオールドピート、素晴らしく心地良い、セクシーで陶酔する余韻。

【Very Good/Excellent】

80年代に流通していたGMのストラスアイラ35年熟成。
仮に1985年ボトリングだとすると1950年くらいの蒸留ということになります。
加水オフィシャルの最高峰だと私が思っているストラスアイラ35年バイセンテナリーがやはり1950か1951の蒸留で,今回のボトルもそれに近い成分がかなり多いです。

深みがある多彩なフルーツの出方もそうですが,アンティーク家具っぽいウッディネスや淡いヒノキのニュアンス,そしてオールドピート,これらが全体を覆うオールド感の中でバランス良く主張した結果,妖艶で陶酔感のある香味に仕上がっています。

度数のわりに芳醇で深みがあるところも共通で,さすがにボディが厚いとまでは言えませんが,長めの余韻の最後まで陶酔感がありました。
まさにちょっとスケールダウンしたバイセンテナリーのようです。

このボトルを飲むのは初めてでは無く,今まで何度も飲んでいるのですが,ロットの問題なのかコンディションの問題なのかはわかりませんが,今回のものは特に美味しく感じました。

いやはや,私はこういうボトルが大好きなんだなと改めて思いました。

 

#ストラスアイラ (STRATHISLA)

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