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ニューリリース:スプリングバンク 1993 23年 エリクサーディスティラーズ “マスターピース” 52.2%

非常に謎の多いリリースでした。

 

スプリングバンク SPRINGBANK 1993 23yo ELIXIR DISTILLERS "MASTERPIECES" 52.2%
one of 339 bottles, REFILL SHERRY CASK

香りは華やかで不思議なほど軽やか、白い花、マスカット、萎びた柑橘、少し熟成チーズ、こなれすぎたモルティ、淡く石灰やピート。
飲むと優しい口当たり、スミレの花のようなパフューム、さっぱりした甘味と柑橘の酸味、じわじわ強まる塩気、パフュームのそれほど残らないすっきりした余韻。

【Good, Interesting】

ボトリングした会社名がスペシャリティドリンクスからエリクサーディスティラーズに変わりましたが、要はウイスキーエクスチェンジのスキンダー氏が選んだマスターピース。
今回の最新ボトリングはスプリングバンク1993で、リリース情報を知ったときから楽しみにしていたボトルでした。

そして、期待して飲んでみると上記の如く非常に軽い香味で、味わいにおいてはパフューミーなニュアンスが結構強めに感じられました。

もちろんハウススタイルの主張が強いスプリングバンクですから、ブリニーさやチーズっぽさ、石灰やピートなどのらしい要素もありました。

パフュームも、個人的には次の1杯にほとんど残らないため許容範囲で、面白いと思う香味ではありました。

しかしこのボトル、飲めば飲むほど、知れば知るほど謎が多いです。

なんというか軽さが独特で、体感的にも度数が下がっているような、開栓後時間がかなり経ってしまったボトルのような抜けた感じの軽さだったのでした。

改めて見ると1993蒸留で23年熟成ですから、今年のニューリリースですが昨年か、もしかすると一昨年のボトリングです。

パフュームも、オールドのスプリングバンクで経年変化や開栓後の時間が経ったものに淡く感じることはありますが、こんな新しいリリースでこのような形で出てきたボトルは初めてでした。

モルトの香水といってもこういうこととは違うような・・・。

正直、何か実験的なことをした樽と言われたほうがしっくりくるような香味でした。

期待のあまり高額にも関わらず2本も買ってしまいましたが、この珍しい香味が開栓後どんな変化を遂げるのか、興味深く見ていくことにします。

 

#スプリングバンク (SPRINGBANK)

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