ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2018.09.15【日記】

グレングラント 1949 GM 蒸留所ラベル 80年代流通 40%

枯れたオールドシェリーが味わい深かったです。

 

グレングラント GLENGRANT 1949 GM Distillery Labels 40%
80年代流通



強めだが心地良いオールド感、萎びた感もあるが深みのあるアプリコットとオレンジの皮、淡くオールドピート、しっかりめの滋味深いピートや土っぽさ。
飲むと滑らかな口当たりから広がる。萎びたオレンジ、穏やかなオールドシェリーとカラメル、甘味には度数以上のコクがある、引き締めるが抜けた感もあるタンニン、オークのスパイスとオールドピートが残る。

【Very Good】


記載はありませんが、GMが恐らく1980年代にボトリングしたグレングラント、1949ヴィンテージです。

熟成は30年以上だと思われますがGMのシェリーらしく過剰な苦みも無く、過熟感は全然ありません。

50年代以前のものに感じることの多い、滋味深いピートや土っぽさも感じられ、陶酔感もありました。

その代わり、ボトリング後の経年変化による枯れ感はやや強めに感じられ、ヒネなどの劣化臭はないのですが、香りのフルーツ感が萎びたようなニュアンスを伴っており、味わいにも抜け感がありました。

抜けやすい加水でこの程度の抜けで済んだのは長期熟成だからだと思いますが、それでも私の感覚だと完全に飲み頃のピークは過ぎたボトルだと思います。

とはいえ、そういうものを飲む機会もなかなかありませんし、これはこれで滋味深いものとして非常に楽しめる1杯でした。

老人になってミスタッチや手癖での演奏が多いですが、全体としては味わい深さのあるジャズピアニストのようなイメージです。

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