ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2018.09.09【日記】

ニューリリース:キルホーマン 2007-2018 11年 オフィシャル アイラフェスティバル2018向け #34,65,82&83/2007 55.5%

今年のアイラフェス向けでも特に印象に残りました。

 

キルホーマン KILCHOMAN 2007-2018 11yo OB for FEIS ILE 2018 #34,65,82&83/2007 55.5%
one of 744 bottles, Bourbon Barrels



香りは熟したオレンジソースのクレープとバニラ、刺々しさのない心地良いモルティ、潮風、少し石灰のミネラル、力強いピート。
飲むと未熟感がほぼなく、滑らかでじわじわと広がる。噛み応えのあるモルティとその旨味、優しい魚介ダシ、オレンジソースの甘味、海水やにがりのミネラルを伴うブリニーさ、しっかりとスモーキーなアイラのピート、引っ掛かりのない綺麗な余韻は長め。

【Good/Very Good】


今年のアイラフェス向けのキルホーマン。
2007年蒸留で11年熟成、バーボンバレル4樽のヴァッティングです。
複数樽とはいえ本数は他よりも少なく、人気も上がってきているキルホーマンは、早起きして並んで買うのは大変だと思います。
感謝しながらいただきました。

11年間の熟成はキルホーマンとしてはかなり長いということに加え、熟成の早いバレルを使用していることで、相当に仕上がったタイプでした。

ここ数年、キルホーマンは新しい蒸留所ということで下駄を履かせずに飲んでも美味しいものが増えているという話は何度か書いてきましたが、このボトルは特にそれが顕著ですね。

バーボンバレル熟成らしいオレンジやバニラっぽさがしっかり感じられますが、こなれたモルティさともあいまってかオレンジソースのクレープのようなニュアンスとして感じられました。

フロアモルティングの影響もあるのか、モルティさに良い意味で雑味を伴う旨味があり、これにしばしば伴う未熟なニュアンスがなかったのも印象的でした。

アイラモルトらしいブリニーさピートもしっかりと主張してくる王道な部分もきちんとあり、こういう熟成の早い味の出る樽はこれ以上長いと樽の嫌な部分もでてくることが懸念されるため、バーボンバレルのキルホーマンとしてひとつの完成形ではないかと思いました。


 
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