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近年リリース:スプリングバンク 1995-2017 21年 オフィシャル キャンベルタウンモルトフェスティバル2017 スプリングバンクオープンデー向け 46%

最新のキャンベルタウンフェス向けも面白かったです。

 

スプリングバンク SPRINGBANK 1995-2017 21yo OB for Springbank Distillery Open Day Part of the Campbeltown Malts Festival 2017 46%
one of 252 bottles, First Fill Port Hogshead

香りはまったり甘やか、プルーンなどの濃縮フルーツ、ミルクチョコレート、ゴマ、奥から淡く磯っぽさやピート、多彩でリッチ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、ベリージャム、ビターチョコレート、ゴマ煎餅、ジャム系のコクのある強い甘味と引き締めるタンニンの渋味、少しミーティで旨味は濃い、後半ブリニーでじわりとピート、余韻は長め。

【Good/Very Good, Interesting】

キャンベルタウンモルトフェスティバルにおける5月21日、スプリングバンク蒸留所のオープンデーに毎年記念ボトルが販売されていますが、最新の2017年リリースを飲む機会に恵まれました。
今回はスプリングバンク1995、21年熟成で、フレッシュポートのホグスで252本限定です。
世界中にファンのいる蒸留所の記念ボトルとしてはかなり少ないですね。。。
私の知る限り、2015年はスプリングバンク19932016年はロングロウ1994、2017年は今回のスプリングバンク1995という順で、すべて21年熟成46%でした。
この流れだと今年はロングロウ1996でしょうか。

さて、今回のバンク1995ですが、かなり色が濃く、香りも濃縮フルーツやチョコレートを感じるようなまったりと甘やかなものでした。

飲んでも芳醇で多彩ですが、ポートカスクにしては甘味がべたっとした平坦なタイプではなく、引き締めるタンニンとのバランスも良かったです。

香りからも味わいからも、90年代らしく磯っぽさやオイル、そしてピートや塩気も感じますが、樽にマスクされているのか同時期のボトルの中では控えめと感じました。

また、好みは別れるかもしれませんが、ちょっとゴマっぽかったのも印象的で面白く感じました。

今年も美味しいか面白いか、いずれかで楽しませてくれるのではないかと期待しています。

#スプリングバンク (SPRINGBANK)

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