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ニューリリース:ラフロイグ 15年 オフィシャル カーチェス フレンズオブラフロイグ向け 2017年ボトリング 43%

今年2本目のカーチェスはバイセンテナリーと同スペックでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 15yo OB CAIRDEAS for FRIENDS OF LAPHROAIG 43%
First fill ex-bourbon barrels

香りはオレンジピールとアプリコットジャム、淡い桃、炭を炊いたような煙と魚介の燻製、バニラクリームとオーク。
飲むとやや粘性あり。オレンジクリーム、コクのある甘味、魚介の旨味、オークのタンニン、塩気あり、強い燻煙、余韻まで力強い。

【Good/Very Good】

毎年恒例でアイラフェスの時期にフェスボトルもかねてリリースされる、フレンズオブラフロイグ向け(といいつつ最終的には全世界向け)のオフィシャルボトル"カーチェス"ですが、今回フェスの時期に出たものとは別にリリースされました。
今回のものは15年熟成の43%加水で、裏ラベルによると2001年前後の蒸留とのことです。

バイセンテナリーにボトリングされた15年と同スペックでしたが、味は結構違うように感じました。

やや濃縮感のあるフルーツやバニラやクリームといった要素、そして魚介の燻製や炭っぽさのある強いスモークなど、主張の強い香味成分が多異様に感じました。

比較すると、ややボトラーズのラフロイグに多いフルーティさだったバイセン15年より全体に重くパワフルでコクがあり、樽が効いていてオークの主張が強いというイメージでした。

バーボンバレルの特徴が強く、今のオフィシャルスタンダードの系統の15年熟成として興味深いリリースでした。

#ラフロイグ (LAPHROAIG)

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