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ハウスモルト 1990-2014 23年 ウィルソン&モーガン #17 48%

ラガというよりブナの味でした。

 

ハウスモルト HOUSE MALT 1990-2014 23年 WILSON&MORGAN #17 48%
Sherry Butt

香りは全体を覆う強いシェリー、プルーン、チョコレート、ハーブやグローブなどのスパイス、甘辛く煮た肉、強めのピート。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、香り同様にプルーンや黒糖の強い甘味、キャラメリゼしたナッツ、コクあり、淡い渋味、磯っぽさ、ピートあり、余韻は長め。

【Good/Very Good】

2014年にウィルソン&モーガンがハウスモルトの表記でボトリングしたシングルアイラモルト、ヴィンテージは1990で23年熟成です。

香りにも味わいにもプルーンや黒糖などのこってり系の甘いニュアンスがしっかりと出たシェリーカスクで、ミーティなニュアンスも感じられました。

野暮ったさはあるのですが、強い甘味があり、アイラモルトらしい磯っぽさやピートも感じられ、ややオイリーで余韻も長かったです。

このボトル、ボトラーズで蒸留所名を明かせないということもあってかラガヴーリンという噂でした。

確かにピートの強さ的にはラガヴーリンでいいようにも思いますが、野暮ったさを強く感じたためか直観的にはピーティに振れたブナハーブンという印象でした。

 

#蒸留所不明

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