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ラフロイグ 1988-2008 20年 シンジケート 53.1%

期待通りの美味でした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1988-2008 20yo The Syndicate's 53.1%

香りは粉っぽく凝縮した柑橘感、オレンジオイル、乾いた強めのモルティ、アメリカンコーヒー、海藻、燻製、ヨードもある強いピート。
飲むと力強いアタック、じわじわと染み込むようなテクスチャーで噛み応えあり、凝縮した柑橘の甘味と酸味、濃い旨味、少し妖艶なフローラル感、引き締めるような強めのオーク、強いが心地良いピート、長い余韻。

【Very Good】

シンジケートという団体が詰めたラフロイグ1988、20年熟成です。
ボトリングはブルイックラディで行ったという記載があり、樽はマーレイマクダヴィッドのものではないかと思われます。
この団体はブレンデッドウイスキーのシンジケート58/6とは関係がないようで、裏ラベルにメンバーと思われる10名の名前が記載されていますが全員聞いたことがない名前です。
私が無知なだけかもしれませんが。

中身はどうかというと、美味しいものが多いイメージのある1988ヴィンテージへの期待を裏切らないハイクオリティでした。

期待通りの粉っぽく凝縮したような柑橘とその?み応えのあるようなテクスチャーがあり、経年変化もあってかそれがモルティな旨みと共にじわじわと染み込んでくるようでした。

らしいヨードも感じるピート感がありますがフルーティさも負けておらず、妖艶さも帯びており、非常に美味しかったです。

なお、シンジケートのラフロイグ1988は熟成年数ごとに何種類かあり、このボトルの前には12年熟成を飲みました。

テイスティングノートを残せなかったのが残念でしたが、個人的には12年のほうがオークのニュアンスが控えめでより好みでした。
ボトリング後の時間が経ってこなれてきているのも影響していたのかもしれません。

とはいえどちらも素晴らしいラフロイグで、他の熟成年数のものに出会うのも楽しみにしています。

 

#ラガヴーリン (LAGAVULIN)

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