MENU

スプリングバンク 25年 ケイデンヘッド 46% ブラックダンピーボトル 80年代ボトリング

状態最高で驚きました。

 

スプリングバンク SPRINGBANK 25yo CADENHEAD 46%
80年代ボトリング

香りは心地良いオールドシェリー、イチゴジャム、香ばしさのあるモルティ、じわじわと厚みを感じる鞣し革と湿った土を伴うオールドピート。
飲むと滑らかな口当たりから広がる、加水と思えない充実感、太さの残ったオールドシェリー、旨味を感じるモルティ、ジャム系のコクのある甘味、深みを出す淡い渋み、少しミネラルと塩気あり、香り同様に土っぽくレザー感あり、淡いオールドピートのある余韻は長く心地良い。

【Very Good/Excellent】

ケイデンヘッドが80年代にボトリングした、スプリングバンク25年熟成です。
ケイデンヘッドはスプリングバンク蒸留所と同資本ですので、ほぼオフィシャルボトルのような立ち位置のボトルですね。
そして中身は50年代蒸留の可能性が高いと思われます。

黒ケイデンは軒並みボトリング後30年以上経っており、中でも加水のリリースはブラウンコニッサーズ(同時期のGMコニッサーズチョイス)と共に状態が不安なボトルというイメージを持っていますが、今回のものはマスターの蔵出しだったこともあってか非常に良い状態でした。

心地良いオールドシェリー感があり、香りにも味わいにも深いイチゴジャム感がしっかりと感じられました。
良い経年変化もあって、しっとりしたレザーやアーシーなニュアンス、そしてオールドピートも伴っており、モルティな要素も適度に残っていました。

加水とは思えない充実した内容で、ボディも残っており、ハイレベルでバランスも良く、コンディションも含めて素晴らしいスプリングバンクでした。

このボトルは、相模大野のオードヴィーさんの19周年記念で開栓されました。
おめでとうございます!

 

#スプリングバンク (SPRINGBANK)

この記事を書いた人