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ラガヴーリン 1995-2013 オフィシャル アイラジャズフェスティバル2013向け 51.9%

素晴らしいシェリーカスクのラガヴーリン、こんなのがあったんですね。

 

ラガヴーリン LAGAVULIN 1995-2013 OB ISLAY JAZZ FESTIVAL 2013 51.9%

香りはリッチなシェリー、熟したプラム、アプリコットジャム、樹液、ナッツ、魚介ダシ、うっすらレザーと土っぽさ、キツさは無いがヨードもある強いピート。
飲むと芳醇に広がる、心地良いシェリー感、粘性あり、プラムやアプリコットのジャム、リッチでコクのあるジャム系の甘味、引き締めるオーク、旨味のある魚介ダシ、少しオイリーで強いピート、余韻は長い。

【Very Good/Excellent】

毎年アイラ島で行われるジャズフェスティバルに向けてラガヴーリンが記念ボトルを出しており、これは2013年のものです。
アイラフェスは毎年飲んでいるのですが、ジャズフェスの2013年は今回初めて飲みました。

そして驚きました。
こんな良いシェリーカスクのラガヴーリンが出ていたんですね。
ディアジオセレクトの良いシェリーカスクだけあって、近年のシーズニング感たっぷりのシェリーとは異なるイメージの上品に全体を包むようなシェリー感で、そこにラガヴーリンらしい樹液っぽさやアプリコットジャム感、魚介ダシやピートといった要素がきれいに共存していました。
少し古いシェリーに出てきがちな土っぽさやレザー感といった要素もうっすらと感じられ香味を深めていました。

非常に複雑かつ芳醇な香味で、コクのある甘味と引き締めるタンニンの渋味のバランスも絶妙で、完全に突き抜けていました。

恐らく発売時とそこまで大きくは変わっていないと思いますし、これはもし発売当時に飲んでいたら、大騒ぎして探したのではないかと思います。

素晴らしいシェリーカスクのラガヴーリンでした。
こんなものがある蒸留所ですから、バイセンテナリー25年みたいなリリースもできるんでしょうね。

 

#ラガヴーリン (LAGAVULIN)

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