ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.01.09【日記】

ニューリリース:スプリングバンク 1997-2016 19年 ケイデンヘッド ウェアハウステイスティング 59.0%

強烈な個性と分厚さに圧倒されました。

 

スプリングバンク SPRINGBANK 1997-2016 19yo CADENHEAD WAREHOUSE TASTING 59.0%
Sherry Butt



香りは濃いシェリー、プルーン、ドライフルーツのベリー感、ビターチョコレート、焦がし麦とかりんとう、磯っぽさや海藻っぽいミネラルと強いピート、腐葉土っぽいアーシーとなめし皮、非常にリッチ。
飲むと滑らかな口当たりから非常に芳醇に広がる、ベリージャム系の濃縮フルーツ、少しクレオソートやタールを感じる強いピート、レザー感しっかり、かなりアーシー、海苔や牡蠣のような磯っぽさと魚介ダシ、焦がした麦の旨味もある、深みのあるウッディネス、雑味や淡いエグ味もあるがリッチで長い長い余韻。

【Very Good, Interesting】


ケイデンヘッドのショップで購入できる、ウェアハウステイスティングのスプリングバンク1997、19年熟成。
ケイデンヘッドはスプリングバンク蒸留所と同一資本ですから、限りなくオフィシャルに近いボトルですね。
蒸留所のハンドフィルのように次々と樽が変わるようですが、わりと最近購入されたものです。

上記の通り、濃厚なシェリー感とそれにまったく負けない原酒の個性がひしめき合って、驚くべき多彩さと深みを持った香味です。
スプリングバンク表記ですがロングロウとしか思えないほどピートは強く、キャンベルタウンらしいミネラル感と磯っぽさ、そしてニューリリースの若いモルトにはあまり感じることのない土っぽさやレザー感もしっかり感じられたのが印象的でした。

個人的に近年のニューリリースでベストと言えるボトルのひとつである、ウィスクイーさん向けのBBRのロングロウ1992に近いニュアンスを感じました。

しかし個性の塊のようなモルトで各成分の主張は相当に強く、非常に興味深くすごい大器を感じる一方で、まだ荒さも目立ち一体感はあまりありません。

これこそ20年くらい寝かせたら、いま伝説と言われるボトル達と肩を並べるくらいのクオリティになるのではないかと思えるポテンシャルを秘めたボトルだと感じました。

どうにかして買って保存しておきたいところですが、このウェアハウステイスティング、とにかく数も少なくショップでしか購入もできず、オークションにもほとんど出てきません。
どこかで売ってないですかねぇ・・・。


 
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