ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2016.10.23【日記】

ニューリリース:アバフェルディ 28年 オフィシャル 40%

素晴らしい完成度のオフィシャル長熟モルトです。

 

アバフェルディ ABERFELDY 28yo OB 40%


香りは濃厚な蜂蜜、少しリキュールっぽさもあるオレンジ、淡くプラムやチョコレートやクリーム、ほどよいオーク感とバニラ、心地よい麦感、厚みも感じてリッチ。
飲むと柔らかく滑らかな口当たりから広がる、オレンジクリーム、蜂蜜のコクを感じる甘味、優しく引き締めるオーク感、長くはないが温かく心地良い余韻。

【Very Good】


アバフェルディからニューリリースのオフィシャルボトル、28年熟成です。

ラベルの記載によると、ファーストフィルカスク、リフィルホグスヘッド、シェリーバットをそれぞれ複数ヴァッティングしているようです。

ハウススタイルである蜂蜜っぽさが香りからも味わいからもしっかりと感じられる一方で、露骨すぎないナチュラルな熟成感が全体的に感じられ、オフィシャルのヴァッティングらしく多彩な香味です。

特に香りは多彩な樽の熟成香とほどよく残した麦感、そしてハウススタイルが混然となって感じられ、飲むのを我慢できない気持ちになります。

飲んでみても期待を裏切らない仕上がりで、香り同様にヴァッティングらしい多彩なフレーバーが楽しめ、また蜂蜜の甘味と引っかからない程度に引き締めるオークのバランスも良く、深みがあるためか度数のわりに物足りなさがありません。
温かみもあって非常に心地が良く、いくらでも飲めそうです。

恐らくはナチュラルに熟成したリフィルホグスをベースに、味の強いファーストフィルのバレルやシェリーバットで上手に味を整えたんだと思いますが、非常に優れたヴァッティングだと思います。

40度ということを考えれば十分にボディも深みもあるのですが、個人的には願わくば43%あれば、もう一歩深みや迫力を感じられて飲みごたえがあったのではないかとは思いました。

とはいえ優れたボトルであることには疑う余地がなく、落ち着いて飲める普段着の美味しさの延長上にあるような感覚があるせいか、家で常に開いていて欲しいようなボトルです。



 
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