ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2016.09.17【日記】

アバフェルディ 1975-2001 26年 ケイデンヘッド チェアマンズストック 57%

シェリーに負けないハウススタイルがあり、陶酔しました。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1975-2001 26yo CADENHEAD Chairmans Stock 57%
one of 234 bottles, Sherry Hogshead



香りはしっかりめのシェリー、コーヒー、ビターチョコレートがけのオレンジ、アプリコットジャム、シナモンケーキ、クローブなどのスパイスやハーブ、非常にリッチ。
飲むとスムーズな口当たりからじわじわと芳醇に広がる、心地良いシェリー感とそれを凌駕するコクのある蜂蜜感、しっかり噛み応えを感じる麦の旨味、ジャムと蜂蜜の強い甘味と引き締める良い渋味、非常にリッチで長い長い余韻。

【Very Good/Excellent, Interesting】


ケイデンヘッドのチェアマンズストックからアバフェルディ1975、2001年蒸ボトリングの26年熟成です。

60年代にあるような高貴で妖艶なニュアンスこそありませんが、70年代の良いシェリー感がこなれつつもしっかりと主張してくる香りで、その要素は上記の如く濃縮フルーツや渋めのチョコレート、スパイスやハーブなど多彩です。

飲むとパワフルですがこなれた感じもあり、度数のわりにかなりスムーズで芳醇な広がりがあります。
香り同様に強いシェリー感があるのですが、驚くべきことにそれに負けないくらいハウススタイルを感じる蜂蜜感が強いコクを伴って主張してきました。
麦の旨味も残っていますし、ジャムや蜂蜜の濃い甘味と引き締める渋味のバランスも絶妙です。そして余韻も長く心地良かったです。

これくらいシェリーカスクが効いたモルトで、こんなにハウススタイルを含む原酒の個性が負けておらず融合しているモルトはそうないと思います。
そういう意味でかなり感動的ともいえるモルトでした。
アバフェルディのハウススタイルは強いですね!

 
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T.Matsuki

Umedaさん

アバフェルディは本当に素晴らしい蒸留所だと思いますよ。
まだ未掲載ですが、今有楽町で開いている28年なんかもきちんとハウススタイルのある長熟モルトで非常に美味しかったです。
このボトルは、シェリー感と蜂蜜感の同居という意味で本当に突き抜けた存在感でした。マネドラのシェリーとか、非常に美味しいのですがここまでのハウススタイルは感じなかったんですよね。

現行品とその経年変化にも期待が持てるという意味でも、今のアバフェルディは未来を感じるすごい蒸留所だと思いますよ。

  • Posted byT.Matsuki
  • at2016.09.24 13:22
R.Umeda

U/R
久しぶりのコメント失礼します。
アバフェルディ、個人的に推している蒸留所なので高評価嬉しいです^^
突出したモルトは少ないかもしれませんが、どれを飲んでもハチミツやオレンジを感じるハウススタイル、ブレがないところに魅力を感じます。
このモルトも原酒の特性がシェリーカスクに負けてないんですね!しかも両者が見事に融合しているとは・・・
す・ご・い・・・
こういうモルトがいただける有楽町の懐の深さ、ただただ素晴らしいですね。

  • Posted byR.Umeda
  • at2016.09.20 00:24

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