ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2016.01.15【日記】

ニューリリース:グレンガイル(キルケラン) 2005-2015 10年 オフィシャル BEIJA FLOR 向け

変化球と見せかけ王道の香味,BEIJA FLORはすごいですね。

 

グレンガイル(GLENGYLE) キルケラン(KILKERRAN) 2005-2015 10yo OB for BEIJA FLOR 55.1%
one of 282 bottles, Chateau Lafitte Cask



香りはフレッシュシトラス、若さの残る麦と若葉、バニラ、白い花、オーク、奥にピート。
飲んでもシトラスやオレンジ、ジワジワとスパイシー、凝縮感のあるテクスチャー、噛み応えのあるフレッシュな麦感、柑橘系の甘味と酸味、塩気あり、オーク、ピートも感じる長めの余韻。

【Good/Very Good】


イタリアのBEIJA FLORがボトリングした,キルケラン表記のグレンガイル2005,10年熟成です。
なんと,ボルドー5大シャトーのシャトーラフィットの樽で熟成されていることが,裏ラベルにしれっと書いてありました。

最初はワイン樽熟成とは気づかず飲みました。
ワイン樽熟成のものは,フルーツ感の出方や甘味の出方が結構特徴的なものが多く,飲んで気付くことが多いのですが,短熟ということもあってかこれは気になりませんでした。
そのあと,2回目は樽のスペックを知って飲みましたが,テイスティングノートは変わりませんでした。

フレッシュさは香りからも味わいからも感じますが,スペックのわりに未熟感や度数の強さはあまり感じず,飲み心地が良いです。
柑橘系のフルーツがあり,少し植物感があり,私がスプリングバンクに感じるヘタ付きのイチゴになる一歩手前という感じです。
凝縮感があって噛み応えのある麦芽の旨みもあり,若いモルトとして甘味酸味のバランスがよく,そして塩気もあり,オーク感もほどほどで,余韻にはピートもありました。
バランス良く仕上がったキャンベルタウンモルト・特に近年のスプリングバンクに近い味だと思いました。

5大シャトーの樽というと,強引な味付けと値付けのために使っているとしか思えなかったマーレイマクダビッドのリリースが記憶に強く残っていますが,そこはBEIJA FLOR,意図が全く違い王道の美味しいキルケランを選んだ結果この樽だったという感じです。
相変わらずの素晴らしいセンスを感じますね。
評価する上で本当はダメなのですが,最近はBEIJA FLORというだけでなんだか美味しく感じてしまうくらい信頼してしまっています。(笑)


 
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