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近年リリース:グレンリベット 16年 オフィシャル シングルカスクエディション “Ladderfoot” #120960

シェリーの限定シングルカスクもやはり良かったです。

グレンリベット GLENLIVET 16yo OB SINGLE CASK EDITION Ladderfoot #120960 GLENLIVET 16yo OB SINGLE CASK EDITION Ladderfoot #120960

グレンリベット GLENLIVET 16yo OB SINGLE CASK EDITION "Ladderfoot" #120960 58.6%
bottled in 2014

香りはチョコレートがけのドライオレンジ、ハーブと黒糖、クローブ、カラメルソース、キツくない強い麦感。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、噛み応えのあるテクスチャー、強い麦の旨味、ベリージャム系のフルーツ、濃いめの甘味、引き締めるオーク、ボディがあり長い余韻。

【Very Good】

昨年ボトリングされたグレンリベットのオフィシャルボトル,シングルカスクの限定で"Ladderfoot"と銘打たれています。
記載はありませんが香味からはシェリーカスクと思われます。

前にご紹介した"Inverblye"と一緒に飲んだのですが,こちらは明らかにシェリーの個性を感じるドライフルーツやチョコレート,ハーブ,黒糖やカラメルソースのようなニュアンスがしっかり感じられた一方で,麦感も強く主張してきました。

飲むと度数から考えられないほど穏やかなところから芳醇な広がりを見せますが,やはり香り同様にシェリーと麦,そしてそれに加えてオークのニュアンスも感じて厚い味わいに締りがありました。
これらのニュアンスがまだ完全に一体感があるというわけではなく,これから時間が経つとさらに良くなりそうな印象でした。

また,シェリー感がまだそこまで支配的でないためか,ベースにあるオーク感や麦感の上等さはバーボンカスクと思われる"Inverblye"と共通のものがありました。

バーボンのシングルカスクと比べると時間がかかるイメージではありましたが,やはり蒸留所が自信を持ってシングルカスクで出してきたことに納得がいく上質さでした。

 

#グレンリベット (GLENLIVET)

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