ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.03.27【日記】

ニューリリース:バルミニック 1990-2016 25年 ダンベーガン #5428 55%

バランスの良いタイプでした。

 

バルミニック BALMENACH 1990-2016 25yo DUN BHEAGAN #5428 55%
one of 223 bottles, Hogshead



香りはオレンジキャンディ、バニラ、クリーム、リッチなオーク、こなれた麦感、ナッツ。
飲むとオレンジオイル、バニラ、淡く蜂蜜も感じるコクのある甘味、ほどよい麦感とその旨味、引き締める植物感が残る。

【Good/Very Good】


ダンベーガンからのニューリリース、バルミニック1990、25年熟成です。

オレンジやバニラやクリームがあり、オーク感も程よく、麦感もキツさを伴わず主張してきました。
コクも感じられる甘みにそれを引き締めるような要素もあって、バランスの良い味わいでした。

特別な個性があるわけではありませんが、なかなか良いバーボンカスクでほどよく熟れたモルトという感じです。


 
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2017.03.27【日記】

ニューリリース:バルミニック 1990-2016 25年 ダンベーガン #5428 55%

バランスの良いタイプでした。

 

バルミニック BALMENACH 1990-2016 25yo DUN BHEAGAN #5428 55%
one of 223 bottles, Hogshead



香りはオレンジキャンディ、バニラ、クリーム、リッチなオーク、こなれた麦感、ナッツ。
飲むとオレンジオイル、バニラ、淡く蜂蜜も感じるコクのある甘味、ほどよい麦感とその旨味、引き締める植物感が残る。

【Good/Very Good】


ダンベーガンからのニューリリース、バルミニック1990、25年熟成です。

オレンジやバニラやクリームがあり、オーク感も程よく、麦感もキツさを伴わず主張してきました。
コクも感じられる甘みにそれを引き締めるような要素もあって、バランスの良い味わいでした。

特別な個性があるわけではありませんが、なかなか良いバーボンカスクでほどよく熟れたモルトという感じです。


 
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2017.03.26【日記】

グレンリベット 1990-2006 16年 シグナトリー アンチルフィルタードコレクション #17135,17137 46%

とても美味しい加水モルト。ノンストレスで飲めます。

 

グレンリベット GLENLIVET 1990-2006 16yo SIGNATORY The Un-Chillfiltered Collection #17135,17137 46%
one of 709 bottles, Hogsheads



香りは熟したアプリコットやオレンジ、少し樹液とオイル、穏やかな麦感、レンゲのはちみつ。
飲むと滑らかな口当たりでやや粘性あり、オレンジ、コクも感じる蜂蜜の甘味、優しい麦感、心地良い余韻。

【Good/Very Good】


シグナトリーのアンチルフィルタードコレクションからおよそ10年前にリリースされたグレンリベット1990、16年熟成です。
2つのホグスヘッドのヴァッティングでこのシリーズらしく46%加水です。

熟成が長くないこともあってか決して複雑ではありませんが、熟したオレンジやアプリコットのような濃い目のフルーツ感があり、樹液っぽい粘性も感じました。この辺はボトリング後の変化もあるのだと思います。

加水でボトリング後10年ということもあってか荒さはなくこなれており、ノンストレスなのにコクのある蜂蜜のような甘さと優しい麦の旨味を感じ、こういうものはどんどん飲めてしまいます。


 
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2017.03.25【日記】

ニューリリース:ブルイックラディ 1991-2016 25年 ダンベーガン #2490,2491 #514 48.1%

らしさがあり、かつ美味しいブルイックラディでした。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1991-2016 25yo DUN BHEAGAN #2490,2491 #514 48.1%
one of 514 bottles, Hogsheads



香りはバニラと穏やかなオレンジオイル、りんご、少しもっさりした素朴な麦感、井草っぽい植物感。
飲むと穏やかな口当たりからじわじわとスパイシーになる、バニラとオーク、オレンジオイル、薄めた蜂蜜っぽい甘味、強めの植物感、淡いピート、粘土っぽさもあり、スッと切れる。

【Good/Very Good】


ダンベーガンからニューリリースのブルイックラディ1991、25年熟成です。
シグナトリーでやりがちな、同スペックの隣樽のヴァッティングです。

なかなか良いバーボンカスクのニュアンスがあり、オレンジオイルやバニラ、良いオーク感独特の植物感がありました。
オイルや粘土っぽさといった、ブルイックラディにしばしば感じられるちょっと私の苦手な要素も含んでいるのですが、植物感や樽感にマスクされているのかそれほど引っかかりませんでした。

原酒の味と樽感のバランスは良く、なかなか美味しかったです。


 
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2017.03.24【日記】

グレングラッサ 1974 ハートブラザーズ アートコレクション 43%

フルーティで期待通りでした。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1974 HART BROTHERS Art Collection 43%


香りは洋梨やオレンジ、アプリコット、クリームたっぷりのフルーツケーキ、リッチなウッディネス、淡く松ヤニ。
飲むと滑らかな口当たり、まろやかでクリーミー、香り同様のフルーツケーキのまったりした甘味、コクあり、余韻は甘く長い。

【Good/Very Good】


ハートブラザーズからグレングラッサ1974です。
このアートコレクションというシリーズのハートブラザーズは初めてかもしれません。

香りは非常に熟成感のあるフルーティでクリーミーさもあり、ミックスフルーツのフルーツケーキのようでした。
それに松ヤニっぽいニュアンスがあったのが印象的で、これは以前に記事にしたことのある北米向けのオフィシャル1974の同ヴィンテージのものにも感じた個性でした。

飲んでもフルーツとクリームの個性が際立つグラッサで、滑らかなテクスチャーで、コクのある甘味があり美味しかったです。


 
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2017.03.23【日記】

現行品:グレンモーレンジ オフィシャル 18年 43%

洗練されたラグジュアリーなモルトでした。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE 18yo OB 43%


香りは華やかで洗練されている、バニラ、柑橘の乗ったクレームブリュレ、フローラル、うっすらと熟したプラム。
飲むと柔らかな口当たりから心地良く広がる、少し凝縮したオレンジ果汁、じわじわとパイナップル、優しいコクのある甘味、高級なオーク、少しクリーミー、洗練された心地よい余韻。

【Very Good】


グレンモーレンジの現行18年です。
久しぶりに飲みましたが、なかなか驚きの美味しさでした。

スタンダードのオリジナルなどと同様に華やかなバーボンの樽感がメインにはあるのですが、より洗練されていて、複雑さや厚みも帯びています。
シェリーカスクもある程度入っているのでしょうか、熟した赤いフルーツのようなニュアンスもあり深みがあったのが印象的でした。

飲み心地も非常によく、香り同様に洗練されていました。
濃縮感のある柑橘系のフルーツに加え、パイナップルのようなニュアンスも感じられました。
また、オークのニュアンスにも高級感があり、優しいコクのある甘味を心地良く引き締めていました。

ボトルだけでなく中身もラグジュアリーで飲み心地の良いモルトで、強烈な個性こそありませんが深みもあって、ノンストレスでいくらでも飲めそうです。

現行のオフィシャル18年のモルトの中でも特に良いものだと思いました。

今流通しているロットだと思うので、何本か買っておこうと思います。


 
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2017.03.22【日記】

アードベッグ 1973-2000 27年 ダグラスレイン オールドモルトカスク 50%

やはり70年代アードベッグは魅力的ですね。

 

アードベッグ ARDBEG 1973-2000 27yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask 50%
one of 228 bottles



香りはシトラスやレモン、乾いた麦感、クールで鋭い金属感、砂利っぽいアーシー、藁とそれを燻したようなスモーク。
飲むとじわじわと舌に染み込む麦の旨味、スパイシー、シトラス、藁、甘味はサラリとしていて柑橘の酸味あり、やはり強い金属感と強烈なスモーク。

【Very Good】


ダグラスレインが2000年にボトリングしたOMCのアードベッグ1973、27年熟成。

さっぱりした柑橘のニュアンスに現行のアードベッグにも感じるような金属感やクールなニュアンスが70年代だともっと顕著に感じられます。

藁をいぶしたような独特の強いスモーキーフレーバーや砂利っぽいアーシーさも特徴的で、経年変化で舌に染み込むようなテクスチャーがあったのも好印象でした。

甘味はさらっとしており柑橘系の酸味もしっかりめに感じられ、ピートの強い余韻は長く残りました。

70年代前半のアードベッグは絶滅危惧種と言えるモルトになってきていますし、この個性は他に代えがたいので、飲む機会を大切にしたいと思います。


 
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2017.03.21【日記】

ニューリリース:スプリングバンク 11年 オフィシャル "ローカルバーレイ" 53.1%

想定外の仕上がりでした。

 

スプリングバンク SPRINGBANK 11yo OB "Local Barley" 53.1%


香りはオレンジとオイル、パイナップルやグァバ、バニラ、うっすらとフリーズドライのヘタ付きイチゴ、バタースコッチ、少しココナッツ、干し草、滋味深い麦感があるが未熟感はあまりない、貝殻のミネラル、タールっぽいピート。
飲むと度数より穏やかな口あたりから広がる、香り同様にオレンジオイルとパイナップルやグァバ、噛み応えのある麦の旨味、まったりとした甘味にコクあり、ミネラル、強い塩気、しっとりとタールの効いたピート。

【Very Good, Interesting】


ニューリリースのスプリングバンクのローカルバーレイ、11年熟成です。
昨年の16年に続き、今年リリースされたローカルバーレイは、近隣で栽培された原料でフロアモルティング100%なのはもちろん、古代品種「ベアバーレイ」を原料として仕込んでいます。
大麦品種以外はほぼ昔と同じ作りを続けているスプリングバンクですから、昔の味がそのまま再現されるかもしれないという意味でも非常に興味深いリリースです。

熟成もそれほど長くありませんし、若く太く荒々しく麦々しいモルトをイメージしていたのですが、予想は見事に外れました。

最初から華やかなフルーツ感がしっかりと感じられ、ちょっとボウモアやラフロイグのフルーティなタイプと共通するようなトロピカル要素を含んでいました。
熟成年数のわりに不思議なくらい麦感に未熟な要素が少なかったのが印象的で、貝のようなミネラルと近年のスプリングバンクらしいタールっぽさを伴うピートも感じられました。

飲むと想定外に穏やかな口当たりで、香り同様に華やかなフルーティさがあり、噛み応えを感じるような濃縮感もありました。旨みも濃く、まったりした甘味と一緒に強い塩気も感じました。
後半から余韻にタールを伴うピートもやはり主張してきましたが前面にでてくるわけではなく、一要素として深みを出しているような感じでした。

とても美味しく、何杯でも飲めてしまうようなモルトでしたが、特筆すべきはこのフルーティさと仕上がり感でしょうか。
上にも書きましたが、荒々しく麦々しいモルトで、寝かしてからポテンシャルを発揮してくるようなものを想像していたのが見事に裏切られました。

これだけこだわって作った原酒ですので相当良い樽で熟成させたことも予測され、その影響も考えられるのですが、スプリングバンクとしては珍しいほど、ニューリリースの開栓早々に仕上がっている印象でした。
度数も11年熟成のわりには下がっており、飲んでみるとその度数よりもさらに低く感じる口当たりで刺々しさがありませんでした。

フロアモルティングのみならず、大麦も昔に戻して完全に昔の作りになってどうなのかという点において、このリリースだけでものを言うのは難しいとは思いますが、通常のものと比較して感じる点は、独特のトロピカル感を帯びており、熟成年数のわりに多彩な香味で刺々しさがなく仕上がりが早かったという感じでしょうか。
確かに昔のモルトは今のものより短熟でも仕上がったといいますし、スプリングバンクも含めて実際短熟でボトリングされて美味しいものも多いイメージがあります。

今回のものはすでにかなり仕上がっている感がありましたが、これが今後どう変化していくのか、そして現時点ではちょっと雰囲気が違う気もしますが、昔のリリースにどれだけ近いものになるのか、非常に楽しみです。



 
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2017.03.20【日記】

ラフロイグ 1993-2009 16年 ダグラスレイン オールドモルトカスク10周年記念ボトリング 52.3%

記念ボトルの1993、やはり格別でした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1993-2009 16yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask 10th Anniversary Bottling 52.3%
one of 257 bottles, Refill Hogshead



香りは非常に華やかで極めてフルーティ、グレープフルーツとそのワタ、フリーズドライにしたイチゴ、淡くパッションフルーツ、粉っぽいテクスチャー、乾いた麦、銀杏、バニラ、淡いヨードのある強いピート。
飲んでも非常にフルーティで粉っぽい凝縮感がしっかり、香り同様のグレープフルーツやパッションフルーツ、上品な甘味と酸味、さっととった魚介ダシ、スモーク優位のピート、余韻はフルーティで長め。

【Very Good】


ダグラスレインが2009年にボトリングしたラフロイグ1993、16年熟成。
OMCの10周年記念に選ばれた樽のひとつで、通常50%のところをカスクストレングスでボトリングされています。

香りの最初から特別感が漂っており、華やかで極めてフルーティでした。
ボトラーズのリフィルカスクのラフロイグらしいグレープフルーツ系の柑橘感とそのワタっぽさに加えて、スプリングバンクを彷彿とさせるフリーズドライにしたイチゴのようなニュアンスと粉っぽく凝縮したような感じがありました。そして味わいに、ボウモアっぽいパッションフルーツ感が感じれらたのも印象的でした。
甘味と酸味も心地良く、全体に上品なたたずまいでした。
ピートもしっかりありますがヨードは強くなく、この辺もボトラーズのラフらしいです。

1993ヴィンテージらしく特に突き抜けたフルーティさを持つボトルで、さすがの記念ボトルですね。


 
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2017.03.18【日記】

グレンリベット 1972-1991 18年 ケイデンヘッド オーセンティックコレクション 53.7%

樹液っぽさが意外でした。

 

グレンリベット GLENLIVET 1972-1991 18yo CADENHEAD Authentic Collection 53.7%


香りは素朴な強い麦感とまったりしたフルーツ、アプリコットジャムと淡く樹液やワックス、生姜とハーブ、シナモン、心地良いオーク感。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、アプリコットジャムと樹液、ややかみごたえのある麦の旨味、コクのある強い甘味、優しく引き締めるオーク、長く心地良い余韻。

【Very Good】


ケイデンヘッドのオーセンティックコレクションから1991年にボトリングされた、グリーン瓶のグレンリベット1972、18年熟成です。

グリーンケイデンらしいあまり味付け感のない樽感で素朴な麦感が生かされたボトルなのですが、香りにおいても味わいにおいても、やや樹液っぽさやワックスのニュアンスがあったのが印象的でした。
クライヌリッシュやクレイゲラキに特徴的な個性ですが、リベットに感じたことはほとんどないように思います。

麦の旨味は当然のようにしっかりとあり、甘味にもコクがあり美味しいです。
樽感は強くないのですが、同様のスペックのグリーンケイデンの中では、比較的リッチなオーク感が感じられるタイプでした。


 
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2017.03.17【日記】

ニューリリース:ラガヴーリン 1991-2016 オフィシャル 200周年記念チャリティーボトル 52.7%

まさかの追加リリースに、バタバタさせられました。

 

ラガヴーリン LAGAVULIN 1991-2016 OB 200th ANNIVERSARY CHARITY BOTTLING 52.7%
one of 522 bottles, ex-sherry butt



香りは芳醇で複雑で力強い、全体を包む心地良いシェリー感、プラムやベリーの古びたジャム、ドライフルーツやローストナッツ、高級なビターチョコレート、ハーブやグローブなどのスパイス、強く鞣し革や腐葉土、磯っぽさ、古びたニュアンスもあるが深みのある強いピート、優しいヨード、エレガントさがありグラマラス、リッチで陶酔感あり。
飲むと淡い粘性のある滑らかな口当たり、強く芳醇に広がる、香り同様の濃縮フルーツや高級チョコレート、リッチで深い味わい、心地良い甘味と淡い渋味、穏やかな魚介の旨味、しっとりしたニュアンスもある強いピート、陶酔感のある長い余韻。

【Excellent】


昨年はラガヴーリンのバイセンテナリーイヤー(200周年)であり、記念ボトルがジャズフェス向けノンエイジ、8年、12年、アイラフェス向け18年、25年とリリースされ、ひと通り飲んでボトルもなんとか買えてひと安心していました。

ところが今年になって、ウイスキーエクスチェンジから突然このバイセンテナリー表記の追加リリースの案内が来ました。
チャリティボトルということもあって、1200ポンドオーバーというかなりの高額ボトルで、抽選販売でした。
スペックも1991-2016のシェリーカスク熟成と、非常に美味しかったバイセンテナリー25年とほぼ同スペックであり、いわば25年の構成原酒で特別な1樽を選んだというようなものと推察されました。

欲しいBARを何軒か知ってましたし、当たればそこで開けてもらって私も飲めますし、仲間と一緒にダメ元で抽選に応募してみました。
ところが応募者がほとんどみんな当たりました。(笑)
バイセン25年で財政難になった記憶も冷めやらぬうちですし、世界のラガ愛好家にとってもさすがに高額過ぎたということでしょう。

肝心の中身はというと、有楽町で開いたときにじっくりテイスティングさせていただきました。

一言でいうなら、予想通りバイセン25年とかなり近い香味です。

テイスティングノートを見ていただければご理解いただけると思いますが、同じように熟成感と高級感のあるシェリーカスクのアイラモルトで、極めて複雑でエレガント、グラマラスなボディも残っており素晴らしいです。

よく似た中で強いて違いをあげるとしたら、今回のものにもエレガントさはあるのですが、25年よりわずかに粗野なところがあり、男性的でくっきりとした強い味です。
そこは良くも悪くも調整のないシングルカスクらしい部分なんだと思います。

こういう樽や、やや弱いがこなれた樽なんかをヴァッティングして25年は作られていたんだということを実感しました。

いろんな意味でかなり悩み、出てこなけりゃよかったのにとまで思った時もあったボトルでしたが、結果的には出会えて良かったと思える素晴らしいリリースでした。


 
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2017.03.16【日記】

クレイゲラキ 1980-1997 16年 ケイデンヘッド オーセンティックコレクション 60.1%

オイリーなのにクリーンで美しいのが心に残りました。

 

クレイゲラキ CRAIGELLACHIE 1980-1997 16yo CADENHEAD Authentic Collection 60.1%


香りはワクシーでクリーミーなオイル感、旨そうな強い麦感、プレーンな樽感、少し白ブドウ、クリーン。
飲むとトロリとした口当たりからじわじわスパイシーに広がる、サラリとした甘味と噛み応えのある強い麦感、ワクシー、長く心地良い余韻。

【Very Good】


1997年にボトリングされたケイデンヘッドのグリーン瓶のグレンゲラキ1980、16年熟成です。

グリーンケイデンらしいプレーンな樽感+ハイプルーフというタイプで、原酒の味がよくわかります。

香りにはクレイゲラキらしいワクシーさやオイリーさに加えて白ブドウっぽさがあり、旨そうな麦感があったのも好印象でした。

飲むと瓶内で20年近く経ったこともあってかトロンとした粘性を帯びており、やはりワクシーです。香り同様の良い麦感には噛み応えのある旨みが伴っており、非常に美味しかったです。

ワクシーでオイリーなのにどこかクリーンな美しさがあるというちょっと珍しいニュアンスを感じますが、クレイゲラキにはこういうものがたまにあるように思います。


 
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2017.03.15【日記】

ニューリリース:アバフェルディ 1998-2016 オフィシャル ハンドフィル #135 55.2%

なかなか良いシェリー感とハウススタイルが同居していました。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1998-2016 OB HAND FILLED #135 55.2%


香りは甘やかなミルクチョコレート、プラム、塩キャラメルとナッツ、奥から深みのある蜂蜜、淡いクローブとハーブ、柔らかな麦感。
飲むと滑らかな口当たりから優しく芳醇に広がる、プラムジャム、チョコレート、コクのある甘味、優しい渋味、麦の旨味、リッチで長い余韻。


【Good/Very Good】


昨年末頃に蒸留所で手詰めされた、アバフェルディ1998、およそ18年熟成のシングルカスクです。

多彩さはありませんが心地良いシェリー感で覆われたアバフェルディで、ミルクチョコレートや濃縮プラムに蜂蜜感もあり、コクのある甘さが印象的でした。

その甘味に併せるように渋味も優しく効いており、旨みもあって飲み心地の良い味わいでした。

ハンドフィルに選ばれただけあったナイスカスクでした。



 
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2017.03.14【日記】

アバフェルディ 1978-1995 17年 ケイデンヘッド オーセンティックコレクション 57.9%

ケイデンヘッドのすっぴんアバフェルディという感じでした。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1978-1995 17yo CADENHEAD Authentic Collection 57.9%


香りはシトラスと乾燥させた青リンゴチップス、少し若葉、素朴で強い麦感と淡く奥に蜂蜜感、プレーンなオーク。
飲むと青リンゴチップスとシトラス、少し粉っぽい凝縮感、淡く蜂蜜系のコクのある甘味、さらりと柑橘の酸味、こなれた感もある強い麦の旨味、余韻はプレーンで心地良い。

【Very Good】


ケイデンヘッドのグリーン瓶オーセンティックコレクションから1995年にボトリングされた、アバフェルディ1978、17年熟成です。

グリーンケイデンの短熟ボトルではお約束といえそうなプレーンな樽感で原酒が際立つ仕様で、やっぱりハイプルーフです。

ボトリングから20年以上経過していますがオールド感はあまりなく、フレッシュさもある柑橘と乾燥させた青リンゴ、それに素朴な麦が感じられるプレーンな香りで、らしい蜂蜜感は奥にいました。

飲んでも同様のニュアンスですが少し粉っぽい凝縮感のあるテクスチャーがあり、余韻の最後までプレーンで素朴さのある味わいでした。

この時代のアバフェルディのすっぴんの味を垣間見ることのできるボトルだと思います。


 
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2017.03.13【日記】

近年リリース:ブルイックラディ 1989-2015 26年 ダグラスレイン エクストラオールドパティキュラー #DL10859 52.1%

独特のパフューム感が意外に悪くなかったです。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1989-2015 26yo DOUGLAS LAING XTRA OLD PARTICULAR #DL10859 52.1%
one of 225 bottles, REFILL HOGSHEAD



香りはバニラ、オレンジキャンディの柑橘感、少しクリーム、乾ききっていない井草や麦感が強め、うっすらスミレっぽいフローラル。
飲むと優しい口当たり、爽やかな柑橘、バニラ、良い麦感、嫌味のない植物感、スミレっぽいパフューミーさがあるがさらりと切れる、品のある甘味、ライトボディで余韻はさっぱり。

【Good, Interesting】


ダグラスレインの高級レンジ、エクストラオールドパティキュラーからブルイックラディ1989、26年熟成です。
私はあまり近年のブルイックラディが好きではないのですが、このシリーズには美味しいものが多いので期待して飲みました。

なかなか良いバーボンホグスヘッドと思われる樽感で、オレンジやバニラ、悪くない麦感があり、私があまり得意でない独特の植物感のようなものもほとんど嫌味としては引っかかりませんでした。

しかし一番印象的だったのはスミレの花のようなパフューミーでフローラルなニュアンスがあったことで、これも私はあまり得意でないのですが、ボディの軽さも相まってかスッと切れてしまい残りません。

好みは別れると思いますが、次の一杯にもしっかり影響するものとは明らかに異なり、このくらいであれば自分の中ではオフフレーバーという感じはせず、花のようなモルトという個性と捉えられるものでした。


 
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2017.03.12【日記】

グレンファークラス 1961 オフィシャル 43%

存在感のあるオールドシェリーでやっぱり旨かったです。

 

グレンファークラス GLENFARCLAS 1961 OB 43%


香りはどっしりしたオールドシェリー、レーズンやプルーン、ベリージャム、アメリカンチェリー、黒糖、腐葉土っぽいアーシーさと強いレザー感、ハーブリキュール、ウェアハウスを思い出す深みのあるウッディネス、淡い複雑。
飲むと穏やかな口当たりから芳醇に広がる、淡い噛み応えがありどっしりとした力強さを感じる、口内にざらっと付着するテクスチャー、香り同様のドライフルーツやジャム系のコク深い甘味と味を深めるハーブやウッディネスの渋味、強いアーシーとレザー感、オールドピートと陶酔感のある長い余韻。

【Very Good】


グレンファークラス1961、オフィシャル加水タイプです。

存在感のある強く重さを感じるシェリー感がしっかりと全体に効いた香味で、濃縮感のある色の濃いフルーツやアメリカンチェリーのニュアンス、そして黒糖や腐葉土のアーシーやレザーっぽさ、ハーブや陶酔感のあるウッディネスと非常に多彩です。

マッカランのようなシルキーで滑らかなテクスチャーではなく、少しざらっとするような口当たりで噛み応えもありました。
濃縮された濃い甘味と引き締める心地良い渋味があり、土っぽさやレザーに加えてオールドピートもうっすらと感じられて陶酔感がありました。

シェリー感は高貴な感じではなく、良い意味で野暮ったさがあり、ファークラスの美味しいやつを飲んだという気になるすごい1杯でした。


 
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2017.03.11【日記】

ニューラベル:スプリングバンク 10年 オフィシャル 46%

よりフルーティさが前面にでていました。

 

スプリングバンク SPRINGBANK 10yo OB 46%
NEW LABEL



香りは最初からフルーティ、オレンジオイル、うっすら桃とパイナップル、うまそうな麦と淡いチーズ、小麦粉っぽい粉っぽさ、ミネラル、タールっぽいピート。
飲むと柔らかい口あたり、噛み応えのあるテクスチャー、オレンジクリーム、フルーツケーキ、まったりとした甘味、強い塩気、穏やかな麦の旨味、海のミネラルとオイル、タールを伴うしっとりしたピート。

【Good/Very Good】


最新ロットのスプリングバンク、オフィシャル10年です。

最近ラベルが変更になったスプリングバンクのオフィシャルボトル、まだ日本には届いていませんが、この10年は海外の評判も良いとのことです。

スプリングバンクにしては開栓後早期からフルーティさがしっかりめに感じられるタイプで、香りからはオレンジ感に加えて桃やパイナップルのようなニュアンスも淡く感じられました。
粉っぽい凝縮感と旨そうな麦感もあり、らしいチーズっぽさや最近のバンクらしくタールっぽさを伴うピートも感じました。

飲んでみるとやはり凝縮感があり旨味は濃く、まったりと濃い甘味の後でらしい強いブリニーさが主張してきました。
もちろんピートも強めですが、一時のロングロウかと思うほど露骨に強い感じではありませんでした。

明確な原酒の味に加えて華やかなフルーツ感も一緒に感じられるスプリングバンクで、美味しかったです。


いまさらですが、スプリングバンクのスタンダードは本当に美味しいですね。
最近ブラインドで今の国内流通品の10年を飲みましたが、VGをつけてもいいと思うようなクオリティの高さでした。さらに良くなるでしょうし、買ってストックしておいたほうがいいかもしれません。

そういえば、最近自宅で開いていたスプリングバンクの「グリーン」の12年を飲んだら、70年代のプレーンカスク系のボトルによく似た味になっていました。
加水の開栓後ですから経年変化が早めに出てきたのだと思われますが、これは結構読み通りの変化でニヤニヤしてしまいました。

そもそも、フロアモルティング100%で昔と同じ作りを頑なに守っているというスプリングバンク。
現行品も麦の品種こそ最近のものですが、フロアモルティングによるやや不均一な精麦に加えて古いマッシュタンやウォッシュバックなどの設備のため、結局そこから作れるもろみの度数は低いままのようです。

アルコール収量を重視した大麦の品種改良で、最近のモルトは味が落ちたと言われています。
でも個人的には、最新の品種でもフロアモルティングをやって、作りの過程でもろみの度数を上げ過ぎなければ、かなり昔に近い味になるのではないかと思っています。

そんなわけで、ことスプリングバンクにおいては、昔のシェリーカスクのイチゴジャム感を期待できるかと言われると厳しいとは思いますが、バーボンカスクやプレーンに近いカスクでは時間経過でかなり昔のものと近い味になるというのが、最近では確信に近いものになってきています。

そんな中で出てきた今回のベアバーレイのスプリングバンクのローカルバーレイ、品種すらも昔に戻したらどうなるのか、とても楽しみです。


 
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2017.03.10【日記】

マッカラン 10年 オフィシャル 100プルーフ 57% 80年代流通

重厚なシェリー感で、この時期らしい香味だと思います。

 

マッカラン MACALLAN 10yo OB 100 proof 57%
80年代流通



香りはまったりした甘やかな濃厚シェリー、レーズンやプルーン、みたらしのタレ、ビターチョコレート、焦がした麦とハーブリキュール。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、香り同様のまったりした濃縮フルーツの甘味、淡くダシ醤油、みたらし、リッチ、ハーブの引き締める渋味、甘やかな余韻。

【Good/Very Good】


80年代に流通していたと思われる、オフィシャルの100プルーフ(スコットランドだと57%)のマッカラン10年です。

香りにおいても味わいにおいても強いシェリー感が主張してきますが、ドライフルーツなどの濃縮したフルーツやみたらしのたれ、濃いチョコレートなど重さを感じるニュアンスが強く感じられました。
60年代蒸留のボトルに多い、果汁感を伴うような洗練された高貴なものとは異なり、70年代後半から80年代らしいシェリー感のように思いました。

まったりと甘く、引き締める渋味もあり、ロールスロイスという感じではありませんがシェリーカスクのウイスキーとして非常に完成度の高いモモルトだと思います。



 
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2017.03.09【日記】

ニューリリース:ラフロイグ 2001-2016 15年 エディションスピリッツ ファーストエディション #12787 56.2%

3本飲んで、樽番号やスペック表記に疑問ありです。。。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 2001-2016 15yo EDITION SPIRITS "THE First Editions" #12787 56.2%
one of 270 bottles, REFILL HOGSHEAD



香りは良いシェリー、プラムジャム、キャラメリゼしたナッツ、ビターチョコレート、焦がした麦、リッチ、うっすらなめし皮、磯っぽいヨードのある強いピート。
飲むと芳醇に広がる、ビターチョコレートとキャラメル、アプリコットジャム、じわりと麦の旨味、ジャム系のコクのある甘味、心地よいタンニン、しっかりめの硫黄系サルファリー、ミーティでリッチ、ヨードの強めなパワフルなピート、長い余韻。

【Good/Very Good】


ハンターレインのスチュワート氏の息子であるアンドリュー氏が立ち上げたボトラー、エディションスピリッツのファーストエディションからラフロイグ2001、15年熟成です。
非常に美味しかった同スペックの#12387に続き色の薄い#12787バットがリリースされ、2匹目のドジョウはいなかったことを痛感した直後でしたが、まさかの3匹目登場。(笑)
今度は色が濃く、どういうわけか色が薄かった#12787とカスクナンバーが一緒です。
こちらはリフィルホグスヘッドとされていますがアウトターンは同ナンバーのバットよりも多く、いまいち納得できません。
カスクナンバーはラベル作成の際にコピペして変え忘れた、そして前回の色の薄いものがリフィルバーボンホグスヘッド、ということであればいろんな意味で納得なのですが。。。
アウトターンに関しては、ハンターレインはシェアで詰めたりもするのでもはやよくわかりません。

さてさて、とりあえず肝心なのは中身です。
1匹目のドジョウである#12387と同じような色合いで期待が膨らみます。

香りはかなり近いものがあり、良いシェリー感があってこのスペックでは感じにくいなめし皮のようなニュアンスもあり、ラフロイグらしいヨードの強いピートもあってリッチで非常に多彩です。

飲むと芳醇な広がりを見せ、一瞬かなり期待するのですが、多彩な要素の中に結構しっかりと硫黄がいました。
このサルファリー要素がなければ、チョコレートやフルーツ感も多彩で旨みもあり、甘味と渋味のバランスも良く、かなり良い仕上がりであったと思います。

経験上、サルファリー要素は時間と共に深みになることがあるので、もしかしてもしかすると、20~30年後に秀逸だった#12387と比べて飲んだらこっちが美味しかったなんてことが、、、あるといいなぁ。(笑)

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2017.03.08【日記】

グレンカダム 1966-1988 22年 ケイデンヘッド 水橋向け 56%

樽は強いですが良い原酒の味も一緒にありました。

 

グレンカダム GLENCADAM 1966-1988 22yo CADENHEAD for MIZUHASHI 56%


香りは強めのリッチな樽感、鉛筆の削りカスっぽいウッディネス、少し松ヤニ、キャラメリゼしたナッツ、アプリコットジャム、ミント、クリーム、シナモンの効いたアップルパイ。
飲んでもアップルパイ、コクのある甘味、ヒノキっぽさのある強めの樽感と味を深めてもいるエグ味、ミントを含むハーブ、シナモンクリーム、リッチでオーキーな余韻。

【Very Good】


ケイデンヘッドが日本の株式会社水橋向けにボトリングしたグレンカダム1966,22年熟成です。

のっけから樽感の強く主張してくるボトルで、以前ブラインドで飲んだ時にはジャパニーズだと思って大恥をかいたことがありました。

今回飲んでも印象は近いものがあり、鉛筆の削りかすやヒノキっぽさを感じる、ジャパニーズに感じがちな強いウッディネスと淡いエグ味が印象的でした。
香りにおいても味わいにおいても、そこから少し遅れるように濃縮フルーツや多彩なスパイスやハーブのニュアンスがでてきて、ハウススタイルと言われるクリーミーなフレーバーも感じられたように思います。

やや樽が強いボトルで個人的にはやや引っ掛かりを感じてしまうのですが、樽負けしないこの時代の原酒の個性や強さも光る1本で、全体に主張の強い香味でした。


 
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