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ソウルケイジ 誉田哲也



うーんなかなか。
借金・自殺・死体なき殺人
物切れのテーマが次第につながってゆく。
そこへ姫川のキャラ
衝撃的なクライマックス!
最後は「本当にこんなこと普通の人が気づくか??」と思いましたが、
全体的には面白かったですね。

http://www.books-sanseido.co.jp/blog/yurakucho/2009/10/post-115.html
ストロベリーナイトに続く、姫川玲子シリーズ第二弾が文庫化!

コンビニのレジ袋に入れられた
紅生姜色に染まった手首
が、土手に放置されたワンボックスカーから見つかった。

ストロベリーナイトも凄かった。ありゃぁ、凄かった。

そして続編、「ソウルケイジ」も、
初っ端から猟奇殺人を想像させるアイテムが登場する。

紅生姜色の手首って!!

しかし今回は、猟奇的に見えて、深い×の××に心打たれる事件なのであった。
(言いたいが、言ったら勿体ないので言わない)
ある意味ストロベリーナイトを超える衝撃を受けること間違いなし。

それにしても、姫川刑事の魅力はヤバイ。
29歳独身、長身の美人で、警視庁捜査一課殺人犯捜査係の主任。
これだけ聞くと、どんなスーパーウーマンかと思わせるが、
この人、ハラハラさせるし、ドキっとさせるし、ププっと笑わせてもくれる。

本人も、思うようにいかないなぁと、ヤキモキしたり、イライラしたりしてる。
個性も欠点も含めて、とっても愛すべきキャラクターなのである。

ストロベリーナイトを読んだ方は是非、未読の方も、
ソウルケイジで姫川刑事にメロメロになっちゃってください!

#読書2009

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