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桂三若独演会

 昨日は今年最後の”モルトを楽しむ会”終了後に、繁盛亭へ飛んでいった。
 去年の2月に見てから2年近く空いていた、応援している”桂三若”の独演会である。

 最近、桂ざこばの娘の関口まいちゃんを嫁にもらって、乗りに乗っているはずである。
 その前1年間バイクで日本を1周しながら、470回もの落語会をこなしてきた。そのエピソードは本になっている。読みたい方は店にもありますのでお貸しいたします、ではなく本屋に行ってください。
 去年の2月の独演会の楽屋に遊びに行って、彼のソファーと食器棚をもらう代わりに、旅行中のザックとシュラフを貸すという約束をしたことを思い出した。いっしょに初めて楽屋に行ったmajimaさんとmaetleさんは、本番直前によくそんな話をするものだとあきれていたものだ。

 彼の1年間の修行の成果が現れるか、結婚ボケが見られるか楽しみだった。
 結果は”何にも変わってへんやん!”。
 ふつうは座布団の上で演じるのが落語なのに、座布団がいるのは話し始めて数分だけで、後は暴れ回って笑わせてくれた。
 枕をプロジェクターで映写してその間に早変わりするというスタイルも、彼が編み出した方法である。

 その後は、タマちゃんに会ってきた。
 やはり、客先に座っていることの方が楽しい事を実感した一日だった。
 

#落語

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